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      <title>70magazineアーカイブ英会話プライベートレッスン・英語個人レッスン・マンツーマン英会話・初歩からビジネス英語まで　ETC</title>
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         <title>〜英会話個人レッスンで上達するコツ 〜</title>
         <description><![CDATA[<img alt="福本光一郎（ETC創業者）" src="http://www.aoki.com/etc/images/fukumoto.jpg" width="140" height="191" />

<strong>ひまのある方は読んで見てください。特にこれから英会話を習おうと考えている初心者の方へ。ETCに入会する必要がなくなるかも知れません。でも、どんな人間がどんな目的でETCを始めたか、知る事は無駄ではないと思いますが。</strong>

私は現在77才。棺桶に片足をつっこんでる年ですが、耳が遠くなった位で比較的元気な方です。

私の欠点について言えば、早合点する事、怒りっぽい、必要以上に金を欲しがる人を嫌うこと。私の利点(と言えるかどうは判りませんが)他人の言で人を判断しない、立身出世には興味がない(女房に言わせると望んでも出来ないからと言われてます)。自分を批判する人の言をよく聴く(大抵の場合、殆ど当たっているのでそれを受け入れると自分のためになるから)。

さて、私がこのETCを初めて約35年になります。延べ会員は2万人を超え、先生も200人位居ます。この仕事で私は家族を養い人並みの生活を送らせて頂いているので、会員の皆さん、先生方、ETCのスタッフの方には大変感謝をして居ます。それだけに最近は、私はベストを尽したと言い切れるかどうか反省をして居ります。私が当初目的とした様に、会員さんは月謝に見合う様な効果を得られたかどうか。

私が当初目標としたのは、高卒の英会話初心者が、半年で日常的な会話にある程度不自由無くこなせる様にする事です。入会して3ヶ月過ぎて自分で随分色々なことが話せる様になったと感じたでしょうか。若しそうでないとしたら、次の項にあてはまると考えて見て下さい。

<ol>
<li>頭が固い。(自分の考えに固執する方
<li>恥かしがり屋で間違えると見っともないと考えてしまうので、中々自分から発言しない。これはとてもマイナス思考で先生も教えるのに困ります。皆さんが間違えるからこそ先生は皆さんが何を理解してないか判るので、その点を直す事が出来るのです。
<li>先生の教え方が悪いから、自分が覚えられないと思っている方。外国人の先生につく理由は、大きく分けて３つしかありません。
<ol>
<li type="１）">正しい発音</li>
<li type="２）">イントネーション</li>
<li type="３）">その場にあった適切な表現方法あとは、皆さんの習う意欲をそこなわない程度にあやまりを直してもらう事です。</li>
</ol>
</ol>
私の経験によれば、外国人に道を尋ねられた場合、初心者の方でも1，2回のレッスンで道は充分に教えられます。私が30年位前に、自らがどの位の数の単語をしっているか辞書から数えましたら1200位しかありませんでした。今ではボケが始まっているので、もっと少ないかも知れません。それでも、余り難しい事でなければ充分に日常会話はこなせるのです。

そのコツは何か。

自分の興味のある事から覚えてゆくのです。自分が話したい事だけを暗記すれば良いのです。

自分の言いたい事を日本語で書き出して見て下さい。意外に数が少ないのにビックリします。それをETCの事務局へファックスして下さい。英語に訳したものをそちらへ返送します。それを自分のレッスン時間に先生に出して正しい発音、イントネーションを習ってください。それが貴方にあった一番適切なテキストになります。但し、教わった文(英単語で10から15位)を口からよだれが出る位30〜50回位声を出してリピートして下さい。これをすれば、その言葉が必要な時に、日本語から英語に訳さずにその侭英語で出てきます。

まだ言いたいことは沢山ありますが、今日はこの位にしておきます。

初心者の方で質問のある方は電話かファックスをして下さい。名前は福本の親父の方(息子も居りますから)、亦は「イチローさん」と言って下さい。皆そう呼んでますから。

株式会社イーティーシー 
創業者、取締役　福本光一郎 
TEL (03) 3924-3853 　　
FAX (03) 3978-0990 

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         <link>http://www.aoki.com/etc/80company/70magazine/post_70.html</link>
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         <category>70magazine</category>
         <pubDate>Tue, 17 Oct 2006 00:04:13 +0900</pubDate>


         
         

      </item>
            <item>
         <title>その二：　ァィ．ラヴ．ュゥ</title>
         <description><![CDATA[<img alt="タモリさん" src="http://aoki.com/etc/images/tamori.gif" width="140" height="140" />

<strong>前回に外国人の先生につく理由について述べましたが、その中のIntonation (イントネーション：抑揚)の大切なことが以外に多いのです。単語の発音については結構神経質なくらい気にするのですが、Intonationについては、余り気にして居ません。</strong>

特定の人を例にあげて失礼ですが、テレビにも時々顔を出す、フランス人の A.Mさんという方がいらっしゃいます。教養もあり一家言をもっている方なのですが、その方の日本語はとても聞きと
りにくいのです。それは個々の発音ではなく、全体としてフランス式Intonationで、日本語を話すからだと思います。

日本語は外国人に言わせるとIntonationがFlat(フラット：平ら)だと言います。ですから日本語をそれぞれの外国人の国(例えばフランス、インド)の Intonationでしゃべると聞きとりにくいの
です。そばに居る日本人の方が注意してあげれば頭の良い女性だから直になおると思うのですが、それがなおっていないのは、そばに直言できる方が居ないからでしょう。

こう言う話があります。皆さんも御存知の「タモリ」さんは外国語の物真似がとても上手なのです。しゃべっている言葉は全部でたらめな言葉なのですが、聞いていると夫々の国の言葉に聞こえ
るのです。

それは夫々の国のIntonationでしゃべるからです。

フランスから日本に仕事の関係で来ているフランス人の家族が居ります。ある時タモリさんのフランス語の物真似を聞いて居た子供が親に「僕は日本にながく居たから母国語のフランス語が判らなくなった」、と心配して泣いたと言うウソみたいな本当の話しがあります。

では、Intonationをよくするのはどうしたら良いか。簡単です。
その国の外国人の話す様にその侭、真似をすれば良いので、何回も何回も。

簡単な例で言えば「I love you.」と言って見て下さい。
初心者の方は、おそらく　アイ・ラブ・ユウと日本式にフラットに言うでしょう。それでは言われた外国人女性はとても心をときめかす事はないでしょう。そうではなしに、　ァィ・ラヴ・ュゥとLoveに感情をこめて言えば彼女の好みもあるでしょうが、それがきっかけで二人は赤い糸で結ばれるかも知れません。

次回は「Love」よりもっと強烈な表現について、話しましょう。

株式会社イーティーシー 
代表取締役会長　福本光一郎 
TEL (03) 3924-3853 　　
FAX (03) 3978-0990 

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         <link>http://www.aoki.com/etc/80company/70magazine/post_16.html</link>
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         <category>70magazine</category>
         <pubDate>Tue, 17 Oct 2006 00:01:34 +0900</pubDate>


         
         

      </item>
            <item>
         <title>その三：　「骨まで愛して」を英語で言うと。。。</title>
         <description><![CDATA[<img alt="城卓矢さん " src="http://aoki.com/etc/images/jo.jpg" width="140" height="140" />

<strong>今回は、Expression(表現)について気がついた事を書いてみます。

皆さんもよく御存知だと思いますが、外国の人は贈り物を差し出す時、日本の習慣ではつまらない物ですがといって渡しますが、それはその侭英語に直して言いますと、外国の人は何故つまらない物をくれるのだろうと考えてしまいます。その国々によって色々な習慣がありますから、それぞれの国ではその場合どの様な表現をするのか一度考えてから自分独自の表現をするのも面白いと思います。</strong>

極く普通には　<strong>「This is my present. I hope you like it」</strong>　
　 
これは私からのプレゼントですが貴方が気に入ってくれると嬉しいのですが。

これを少しもじって　<strong>「It took me three days to choicethis. I hope you like it.」</strong>
　　
これを選ぶのに3日かかりましたよ。気に入ってくれるといいんだが。

表現は文法的に正しいかどうかというより、貴方の知性やユーモアーのセンスをそれによって見られるので、貴方を売り込むのには良いチャンスです。

辞書で言葉を例に引くことも勿論必要ですが、外国の歌の歌詞等を注意していると、成る程と思う事があります。もう何年も前に流行った歌に、「骨まで愛して」という城卓矢の歌があります。
一体これを外国の人に判らせるのにはどんな英語が良いのか、しばらく考えていた事があります。するとラジオから　<strong>「I gotyou under my skin.」</strong>と言う言葉が耳に入って来ました。これこそ「骨まで愛して」にぴったりの訳だと思いました。それからは英語の歌詞や歌に注意を払う様になりました。

私の弟がまだアメリカで日本の商社に勤めていた時に、日本の会社の社長がアメリカの得意先を訪問に来ました。彼は弟に、「私は大めし喰らいだ」と言って笑わして欲しい、と頼んだことがあるそうです。弟は大変困ったそうです。アメリカは物質の豊富な国ですから、食べたければいくらでも好きなだけ食べればよいので、これはユーモアにもジョークにもならないと説明したそうですが、その社長は大変不満そうでした。

では、今回はこんなところで。


株式会社イーティーシー 
代表取締役会長　福本光一郎 
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]]></description>
         <link>http://www.aoki.com/etc/80company/70magazine/post_15.html</link>
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         <category>70magazine</category>
         <pubDate>Tue, 17 Oct 2006 00:00:57 +0900</pubDate>


         
         

      </item>
            <item>
         <title>その四(前編)：　その時、3歳のキンバリーは。。。</title>
         <description><![CDATA[<a href="http://www.aoki.com/etc/images/tammy2.html" onclick="window.open('http://www.aoki.com/etc/images/tammy2.html','popup','width=437,height=630,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.aoki.com/etc/images/tammy2-thumb.jpg" width="140" height="201" alt="キンバリーと妻の全(まさこ)" /></a><strong>今日は、アメリカ人のジョーク、亦はユーモアについて話してみます。

ご存知のように、アメリカ人は自分の子供と接する場合も、理解力がついてくると大人と同じように接します。そのため極く小さいうちから、ジョークやユーモアに対する感覚が身についてゆきます。</strong>

30年以上前の事になりますが、グラント・ハイツ（※）に住むレアリーさんの家族とどこかに一緒に出かけた時の事です。用事が済んで、レアリー氏の家に家族皆で帰ってきました。ドアーを開けると家の中が散らかっていたので、彼は奥さんのマーシャに部屋を片付けるように言いました。

マーシャは直ぐにそばにいた長男のダグラスに 「You do it!」と命じました。ダグラスはそばにいた3歳の妹、キンバリーに 「You do it!」と順送りに言いました。キンバリーは一番年下なので直ぐに片付けるのかと見ていますと、そばにいたペットの子犬に 「You do it!」と同じように順送りに言いました。

キンバリーはいつも年下でつまらないことを言いつけられるので、不満に思っていたようです。咄嗟に自分より下位の子犬に「You do it!」と命令したので、アメリカ人のユーモアのセンスは、こうやって育ってゆくのかと思いました。

お互いの会話の中にユーモアやジョークが含まれていると、会話が楽しいものになりますが、次回は、私がこれは1本取られたなと思ったことについて書いてみます。

では又。

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※グラント・ハイツ現在の練馬区光が丘一帯にあった米軍家族住宅。
1948年から1973年まで。このそばに当時のFEN（Far EastNetwork）
米軍放送局もありました。

　参考HPリンク　「<a href="http://members.jcom.home.ne.jp/oka3n/page007.html" target="_blank">グラント・ハイツ（光が丘）の歴史</a>」
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         <link>http://www.aoki.com/etc/80company/70magazine/3.html</link>
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         <category>70magazine</category>
         <pubDate>Mon, 16 Oct 2006 23:59:51 +0900</pubDate>


         
         

      </item>
            <item>
         <title>その四(後編)：　五叉路を英語で言うと。。。</title>
         <description><![CDATA[<img alt="FEN,現在AFNに" src="http://aoki.com/etc/images/afn.jpg" width="140" height="140" />

<strong>FEN(※1)のアナウンサーのマコーミック氏は中々面白い人で、ある時車で外に出かけたときでした。車が五叉路に差し掛かりました。十字路は「Crossroads」または「Crossing」、T字路は「T-junction」または「T-crossing」と言うのは知っていましたが五叉路は何と言うのだろうと思い彼に　「What do you call these crossings?」とききました。すると彼は即座に「Dangerous.」と言って返してきました。これには、完全に1本取られたなと思いました。</strong>

（あまり使われている単語ではないようですが、五叉路は<strong>「a five-forked road」</strong>、三叉路は<strong>「a three-forked road」</strong>で通じます)亦、現在では車には方向指示器はウィンカーとなってついているのが当たり前ですが、大戦前後の昔は方向指示器は板が飛び出すものでした(※2)。そして、それが発明されるさらに前は方向指示器などというものは車にはついておらず、窓から右腕を出し右折の場合は水平に、左折の場合は肘から先を上にまげて合図を出したものです。その話をマコーミック氏に話して、もしアメリカでそういうサインをだしたらどうなるか、と聞いてみました。

彼は即座に<strong>「You lose your arm.」</strong>と答えました。これには思わず笑ってしまいました。

こんなユーモアのある会話を聞いていると、英語で話すことも楽しくなります。でも次回は「英語を話せる」というだけではだめという話です。

ではまた。

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参考 (※1)Far East Network(米軍極東放送）、現在のAFN(下記
参照）、810kHzにてラジオ放送。　 
<a href="http://www.kikuradio.com/info/afn.html" target="_blank">http://www.kikuradio.com/info/afn.html</a>

資料提供：キクチラヂヲ堂さま　 
<a href="http://www.kikuradio.com/"  target="_blank">http://www.kikuradio.com/</a>
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         <link>http://www.aoki.com/etc/80company/70magazine/post_31.html</link>
         <guid>http://www.aoki.com/etc/80company/70magazine/post_31.html</guid>
         <category>70magazine</category>
         <pubDate>Mon, 16 Oct 2006 23:58:55 +0900</pubDate>


         
         

      </item>
            <item>
         <title>その五：　子供に教えること</title>
         <description><![CDATA[<strong>英語を習う人は大抵英語が話せる様になると、外国人(英米人）に認められると簡単に考える様ですが、言葉を話すのがうまいだけでは中々認められません。やはり、その人の言葉の中から、聞くに値するものがあるかないかが一番問題です。たとえ言葉が下手であれ、あなたの知性がはっきり相手に判れば、人間として充分に尊敬もされます。</strong>

ある東南アジアの国の要人のスピーチを、少しテレビで見た事があります。外国へ報道される場面でしたので、英語で話していました。もちろん、ネイティブではありません。小さいころは、その国の言葉で育ったのだと思います。少なからずその国の言葉訛りの発音で、アクセントもあります。

でも、誰も彼の話を「英語がうまくない」と言ってバカにする事はありません。話の内容が政治的になれば批判、反対意見も当然出てくるでしょうが、それは英語のうまい下手とは関係ないものです。そのスピーチを聞いて内容に関して意見を言うこともできないのに、「英語が下手だ」などということしか言えなければ、どんなに自分の発音がきれいでも、反って馬鹿にされてしまうでしょう。

私共に時々ある問い合わせで、「2歳の子供ですが英語を習わせたいのですが」という方がいます。ETCでは原則として、特殊な事情がある方以外はお断りしています。（帰国児童の方で、既に話している英語を忘れさせないためとか、外国転勤で現地校に通うので、少しでも外国人に接して慣れてさせておきたいなど。）いったい、2歳の子供に英語を覚えさせなければならない必要があるでしょうか？親の見栄のため、亦は子供を出世させたいとしか考えていない大人を見ると、無性に腹が立って来ます。私は子供が好きなので、こういう馬鹿な親を持った子供の不幸をつくづく考えてしまいます。2歳の子供に教えるのは「英語」ではなく「躾け」です。いくら英語がネイティブ・スピーカーと同じ様に流暢に話せたとしても、きちんと躾けられずに育った子供は軽蔑されてしまうのです。この様な親に育てられるから、親子の断絶だとか、平気で自分の事しか考えない若者が増えて、そのまま大人になってしまうのです。

最近の殺人事件などをテレビで見ていて、その動機のあまりの身勝手さに身震いを覚えるほど腹が立ってしょうがありません。みなさんも、同じことを感じていらっしゃるのではないでしょうか。

英語だけ話せてもだめ、やっぱり人間中身です。

では今日はこの辺で。

次回は、英語を話せることと、理解されることの違いについて話してみます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　株式会社イーティーシー 
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]]></description>
         <link>http://www.aoki.com/etc/80company/70magazine/post_10.html</link>
         <guid>http://www.aoki.com/etc/80company/70magazine/post_10.html</guid>
         <category>70magazine</category>
         <pubDate>Mon, 16 Oct 2006 23:56:47 +0900</pubDate>


         
         

      </item>
            <item>
         <title>その六：　意思疎通の難しさ</title>
         <description><![CDATA[英語を話せる事と、外国人(おもに英語を話す人)に理解されることは別だ、ということについて話してみます。

皆さんご承知のように、英語は世界の多くの人が話すので共通語として有用な言語です。かの大英帝国が世界中を植民地にして押し付けた言葉として歴史的には問題がないわけでもありません。公用語(※)に英語だけを指定して英語を話さない国の人にまで無理に使わせるのには、公平性から見て問題があるとは思います。しかし、事実言語の違う人々の間での意思の疎通には、皆さんがご承知の様に大変役に立っています。世界の使用言語の人口比でいえば、中国語を話す人が数の上では最も多いそうですが、ビジネスの世界では圧倒的に英語がすでに世界共通語となってしまっています。

でも、英語を話せるだけでは充分ではありません。

話す相手夫々の国の背景にある文化、習慣、しきたり等を知らないと、こちらの思いと違う受け取り方をされて、却って不和を生じる事にもなります。特に、国家間の話し合いになると、何時までも尾を引く様にもなります。

私が30年以上前から何時も気になり、之ははっきりさせないと問題になる、と感じていた言葉があります。それは　「I thinkit over.」（よく考慮します）と言う言葉です。

日本人はこの言葉を、相手からの提案や要請に対して断りにくい時に逃げ口上として使う場合が多いので、その時点で既に行き違いが内在しています。よって、この言葉を使う時には、相手方の提案に対してその主旨に添えるような時以外は使わない方が相手方に対しても親切です。この言葉自体には、法律的に相手から拘束される意味合いは含まれませんが、同時に相手から不信感を持たれないという保証も一切ありません。

アメリカのある世論調査で、日本人に対する不信感の大半は、この様に自分の意思を正確に表現しない所に因るものが多いと聞いたことがあります。なるべくはっきりさせずに、なあなあですませようとする文化は、はっきり言って理解されるどころかおかしいと思われるのが、欧米人の一般的な受けとめ方でしょう。

言語学者ではないので詳しくはわかりませんが、定住農耕民族の日本語には、「物事を曖昧にし争わない方向でやり過ごしていく知恵」などが、また逆に、英語には、言葉自体に「白黒違いをはっきりさせる為の手段」としてのDNAでも組み込まれているのでしょうか？主語を話さずに通じる日本語、「I(私)」は文章のどこでも大文字の英語、そんな違いを感じます。

いずれにせよ、言葉の持つ文化が違うのですから、英語を話して理解してもらうには、その背景の文化も吸収しなくては理解できないことになるわけです。

日本人は、はっきり「No」ということが「相手に悪い」と思っている人が多いと思いますが、実はそうではありません。はっきりしないことのほうが誤解を生み悪いのです。英語の勉強を始める前に、まず「No」という練習だけしてみてもいいくらいです。

最近の学生、若者の国語力の低下には、政治家のその場しのぎの国語の解釈やコジ付けが大いに影響があると思います。国会に於ける政治家の答弁を聞くたびに、これが日本をリードしている者の言葉かと泣けてきます。はっきりさせない、うやむやな表現でわかりにくくする。そんな言葉を使うことを国民が許しているうちは、いつまでたっても外国から尊敬される国にはなれないのではないか思ってしまいます。

みなさんも英語を勉強されると同時に、ぜひ「はっきりした意思表示をする習慣」、また自分が言うだけでなく、「相手の意思表示を、意見として受け入れる習慣」もぜひ学んでください。

おしまいに、如何に人間の間の意思の疎通が難しいかという例に、私の15年前の一句、

　　三十五年共に暮らせし吾が妻は　　　　
　　　　 「別れましょう」と突然に言う　

之を私の俳句の師でもある友人に示すと、「これは名句ですよ」と言ってくれました。私は、今年結婚50年目で金婚式の年です。つまり、私はそれ以後15年間、忍耐と努力の日々を送っているというわけです。

妻に言わせると、「私はそれより長く、50年も我慢してるのよ」となるわけですが・・・。

それでは今日はこのへんで。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　株式会社イーティーシー 
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　代表取締役会長　福本光一郎 
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　TEL (03) 3924-3853 　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　FAX (03) 3978-0990 

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参考 (※)現在の国連の公用語は英語、フランス語、スペイン語、
ロシア語、アラビア語、中国語です。残念ながら、エスペラント
語などの人造国際語は入っていません。(わたしも知識はないで
すが)エスペラント語、日本エスペラント学会
<a href="http://www.jei.or.jp" target="_blank">http://www.jei.or.jp</a>

その他人工言語に関して 
<a href="http://dos.crashjah.com/" target="_blank">http://dos.crashjah.com/</a>
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]]></description>
         <link>http://www.aoki.com/etc/80company/70magazine/post_54.html</link>
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         <category>70magazine</category>
         <pubDate>Mon, 16 Oct 2006 23:55:50 +0900</pubDate>


         
         

      </item>
            <item>
         <title>その七：　気になる言葉よく外国人に対して　</title>
         <description>　「What is your name?」 

と言っているのを聞きますが、之は相手の名前を聞くのには適切な言葉とは思えません。之はポリスが挙動不審な人間を捉まえて使う様な言葉で、聞かれた人間は良い気持ちがしません。

名前を尋ねるのに無難な言葉は、

　「May I have your name?」

でしょうが、それでも道で会っていきなりこの言葉で名前を聞くのも失礼でしょう。ある程度の会話があって、しかるのちに自分の名前を告げてから相手の名前を聞くのが順序だと思います。

それから「Yes」と「No」で外国人がしばしば迷う言葉があります。英語では

　「Do you like this?」

と聞かれた場合、好きなら

　「Yes, I like it.」

嫌いなら

　「No, I don&apos;t like ii.」です。

これは大抵の場合OKなのですが、

　「Don&apos;t you like it?」

と聞かれた場合に、「はい、嫌いです」と答えようとしてつい日本語式に

　「Yes, I don&apos;t like it.」

と言ってしまい勝ちです。これだと相手は好きなのか嫌いなのか判らず、

　「??」

となってしまいます。

「嫌いですか」と聞かれて嫌いなら

　「No, I don&apos;t like it.」

になります。私自身も初歩のころは否定形で聞かれた場合、先ず最初に頭を横に振ってから

　「No, I don&apos;t like it」

と言っていた記憶があります。但し之も例外があって、単語自体が逆の意味を持っている時はそうなりません。

　「Don&apos;t you mind if I smoke?」
　 （煙草はお気に触りませんか＝煙草を吸ってもよろしいですか）

と聞かれた場合、吸ってもかまわない時は

　「No, I don&apos;t mind.」

になります。「Yes」から先に答えが来たときは「吸わないでください」ということになります。逆に、

　「May I smoke?」

ときかれてかまわないなら

　「Yes, you may.」か、「Yes, certainly.」
　 または、「I don&apos;t mind.」

でしょうし、嫌なら

　「No, you may not.」か、「Thank for no smoking.」

でもいいと思います。

簡単なことなのですが、日本語が頭に永く入っていた為、考えてから返事をするのに多少時間がかかりました。

これは英語の意味を日本語に訳し、その答えの日本語をまた英語に訳して答えようとするために起きる食い違いです。英語は相手の聞いてきた文章にかかわらず、答えがいつも否定文か肯定文かではっきり分かれて同じです。日本語に直さず、英語で状況を思い起こし「I don&apos;t like.」だから「No.」なんだとそのまま英語で思い考えれば、そのうち素直に間違いなく答えられるようになります。相手の聞き方により答えの変わる日本語との、大きな文化の違いといえるでしょう。

次回は、アメリカ人のプライバシーに関する話題です。


株式会社イーティーシー 
代表取締役会長　福本光一郎 
TEL (03) 3924-3853 　
FAX (03) 3978-0990 

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         <link>http://www.aoki.com/etc/80company/70magazine/post_9.html</link>
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         <category>70magazine</category>
         <pubDate>Mon, 16 Oct 2006 23:54:36 +0900</pubDate>


         
         

      </item>
            <item>
         <title>その八：　タミー(3歳)のプライバシー</title>
         <description><![CDATA[<a href="http://www.aoki.com/etc/images/tammy.html" onclick="window.open('http://www.aoki.com/etc/images/tammy.html','popup','width=420,height=605,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.aoki.com/etc/images/tammy-thumb.jpg" width="140" height="201" alt="前列左からダグラス、タミー、後列妻の全(まさこ)" /></a>
一般にアメリカ人はプライバシーについては、日本人と違って非常にはっきりした考えを持っていて、他人に踏み込まさせません。

私が、あるアメリカ人の所で働いていた20代後半の若い時の事です。その家には二人の息子、ダグラス(5歳)とタミー(3歳)が居ました。ダグラスは実に可愛げのない小憎らしい奴で、親の前では私のことを

　「Fukumoto-san」とか、「Fuku-san」

と呼ぶのですが、一歩外に出て親の目の届かない所で他に日本人が居る所では、用も無いのに

　「Fukumoto!」

と大きな声で呼びつけて、アメリカ人であることの権威(？)を見せびらかすのでした。

弟のタミーは、之はまたすごく可愛い素直な子供で、日本の女の子の友達が居て普段から良く遊んでいるせいか、日本語もとても上手でした。私が何か好きなことの理由を

　「Why?」

と聞くと

　「Because dousitemo.(どうしても)」

などと言っていました。

その誰にでも可愛がられるタミーが、道で知り合いの大学教授の奥さん(日本人)に会いました。奥さんは、何となくみんなの前で英語を使ってみたかったのでしょう、いつもなら日本語で声をかける所を

　「タミーさん、Where are you going?」　（どこへ行くの）

と声をかけました。するとタミーは一言の元に、

　「It's not your business.」（そんなことあなたに関係ないでしょ）

と撥ね付けました。私は撥ね付けられた奥さん(普段は、私等と階級の違いを意識している私好みの人ではありませんでしたが)が、その時ばかりは可哀相になりました。そして、こんな3歳の子供でも大人が口にする言葉をまねて自分のプライバシーをはっきり主張する意識があるのかと、日本人とアメリカ人のプライバシーに関する認識の相違を感ぜずにいられませんでした。

それでは、今日はこの辺で。


株式会社イーティーシー 
代表取締役会長　福本光一郎 
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ただし簡便な機械翻訳なので、おかしな表現もたくさん出てきます。ここで英語から日本語に訳した文をそのまままた英語に訳させてみると、また違う文になっていたりします。何回も言い回しを変えたり単語を調べて、使い方が文脈の中であっているのか検証する必要があるでしょう。

有料の翻訳サービスなども紹介するこのページのトップは、
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         <category>70magazine</category>
         <pubDate>Mon, 16 Oct 2006 23:51:39 +0900</pubDate>


         
         

      </item>
            <item>
         <title>その九：　信号は見えたけど</title>
         <description>メキシコに永く居た、私の友人から聞いた話を紹介します。

メキシコはスペイン語ですが、私はスペイン語が判らないので、多分英語ならこんな調子だろうと推測で書きます。

車を運転していたある男が、交差点にかかりました。

信号は赤だったのですが、ちょっと止まって左右を確かめてから、そのまま直進しました。ところが、渡りきった所で物陰から、お巡りさんが出てきて捕まってしまいました。

　「Don&apos;t you see the red signal? 」
　 （お前はこの赤信号が見えないのか？）

と、怒鳴られました。彼は直ぐに

　「Yes, I saw the red signal，
but I couldn&apos;t see you standing there.」
　（信号は見えたんですが、 
　　　お巡りさんが立ってるのは見えなかったもんで） 

この話を聞いたとき、私はこんなユーモラスな返事はできないなと感心するとともに、どこの国のお巡りさんも同じようなことをするものだ、と思いました。

とかく日本人の悪い癖で、永いものには巻かれろいう事なかれ主義が権力者を増長させ、世の中を住みにくくしてしまうのです。

先日新聞で、自宅の車庫前に車を止めたままうっかり車庫に移すのを忘れた人が、駐車違反で罰金刑になり、裁判で争って最高裁でやっと無罪になった記事を読みました。そこまで争った彼はとっても偉いと思いますが、こんな当たり前のことに、それほど時間、労力、お金をかけなければいけないのかと思うと、いまさらながら警察の物分りの悪さ、権力の横暴ぶりに腹が立ちます。

警察は、一度悪いと自分たちが決めたら、何が何でも悪いとして通さないと面子が立たないと思って、肝心の罪の中身を考えることなんてしないのです。はっきり言って、こんな検挙をした警官とその上司で裁判まで争わせたものは、私に言わせれば市民の下僕たる公務員として失格です。首にするべきです。権力は、面子だの何だののために、勝手に使ってはいけないのです。

この国では、トップの首相からして、アメリカの顔色を伺いながら尻尾を振っています。せっかく戦争を放棄するというりっぱな憲法があるのに、解釈を曲げて他の国に軍隊を送ろうとしています。「国際貢献」と聞こえのいいもっともらしい文句をならべても、戦争の無かったところに爆弾を落とし、戦争を始めたのはアメリカにほかなりません。国際紛争を戦争により解決しようとする側について軍隊を送ることは、りっぱな憲法違反です。そもそも、戦争を支持したこと自体が憲法違反として問われるべきなのです。

権威に屈服してはいけません。堂々と理のあることを主張すれば、身の回りでは案外通るものです。

ひとつ、私が実証済みの権威(力)者に対する効果的な方法があります。

それは、できるだけ大きな声で周りに聞こえる様に堂々と自説を主張してください。彼らはそういう堂々とした人に応対した事がないので、一瞬その対処に戸惑うものです。私はこの方法で、余計に税金を取ろうとする税務署長を怒鳴りつけ納得させたこともあります。彼らは怒鳴られたことなどないので、国民がどれだけ取られた税金のそのひどい使い道に怒っているのかなど、考えてもいないのでしょう。税金を払うのは義務ですが、払った人も払えない人も、国民の権利としてもっと文句をいうべきです。

こんな話は嫌いな方もあると思いますので、このくらいにしましょう。

もっと楽しい話がないか考えても見るのですが、腹の立つことが多いので・・。

では、今日はこのへんで。

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けている方や学校の英語の先生も習っています。

詳細はこちら。 http://www.aoki.com/etc/
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         <category>70magazine</category>
         <pubDate>Mon, 16 Oct 2006 23:50:59 +0900</pubDate>


         
         

      </item>
            <item>
         <title>その十：　外国のレストランで簡単に日本人を見分ける方法</title>
         <description><![CDATA[昔は海外に一人で旅に出ると、日本人が懐かしくなることがありました。
最近では日本人のいないところを探す方が難しいくらいになりましたが。

日本にいると中国人、韓国人はわりと見分けがつくのですが、何故か海外にいると日本人も中国人も韓国人もみんな同じような顔に見えます。ところがレストランに入ると日本人は直ぐに判るのです。何故かというと、食事をしている時に外国人は姿勢が良いのですが、日本人はたいてい体を前屈みに皿の方に顔をつけて食事をしているので直ぐに判ります。

「日本人は犬みたいに食べる」
　 (Japanese eat like a dog.)

などとひどい事を言う人もいました。

これでは、せっかく懐かしいと思って出会えた日本人にも声をかけるのが恥ずかしくなってしまいます。

私に食事のマナーを教えてくれたアメリカの婦人は、ナイフはどれを、フォークはどの順序で使うか、という様な事はそれほど厳しく言いませんでしたが、姿勢にはとても厳しく

「背筋を真っ直ぐにしなさい」
　 (Straighten your back.)

「スープは吸うのではなくスプーンで口の中に流し込みなさい。
　 そうすればいやな音をさせずに済みます」
　 (Pour soup into your mouth with a spoon rather than inhaling it．
　 Then you don't make disagreeable sound.）

と口やかましく言われました。

食事の作法・習慣は夫々各国で様々です。各人が自国で食事をする場合は、其の国の習慣に従って音を立てても手で食べても良いのは、おそばを食べる日本人や、カレーを食べるインド人を考えるまでもな
く当たり前のことです。

しかし、他国で食事をする場合には、その国の習慣に沿った方法でないと、折角楽しい雰囲気で食事をしていた人に、不愉快な思いをさせてしまう事にもなります。また逆に自国にいるからと言って、外国の人に無理に日本の習慣を押し付けたりするのもいけません。回教国の人に、ふざけて知らずに豚を食べさせるなどもってのほかです。マナーはお互いに楽しむためのものと考えて、堅苦しくなく実践するものでしょう。

さて、今は亡くなられた川口浩さんが、御家族で伊豆の川奈ホテルに滞在中のことです。私の少し先のテーブルで食事をしていました。私たちは終わったので席を立ったのですが、習慣で女房が立つときに私が椅子を引きました。私たちが出口に向かうとそれを見ていたお嬢さんがすごく驚いた声で

「私、日本人の旦那さんが奥さんの椅子を引いたのを始めて見たわ。」

というのが聞こえました。

すると川口さんが

「多分永く外国にいた人なんだろう。」

とお子さんに話していました。私は別に外国に永く住んだ事はありませんでしたが、外国の人とつき合いが多少あったのでそういうことは照れもなく自然なことでした。悪いことではないですから、皆さんも是非試してみてください。彼女に見直されるかもしれませんよ。

それから、之は余り使われて居りませんが、エレベーターの前とか道を譲るとかする場合に、日本語では「どうぞお先に」といいますが之に、見合う言葉で英語では、

「After you.」

と言います。私が外国人にこういったときには、彼らは思わず目を見張る様にし、笑顔の挨拶が返ってきます。なかなか気持ちの良いものですから恥ずかしがらずに使ってみてください。

それでは今日はこの辺で。


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         <category>70magazine</category>
         <pubDate>Mon, 16 Oct 2006 23:50:03 +0900</pubDate>


         
         

      </item>
            <item>
         <title>その十一：　名画とガソリン</title>
         <description><![CDATA[<a href="http://www.aoki.com/etc/images/kouichirou0214.html" onclick="window.open('http://www.aoki.com/etc/images/kouichirou0214.html','popup','width=480,height=630,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.aoki.com/etc/images/kouichirou0214-thumb.jpg" width="140" height="183" alt="自宅にて。お気に入りの絵画と共に" /></a>　私は若い時、戦後間もなくの頃、どうしても絵描きになりたくて親と会社のお偉いさんを騙して会社を辞めて勘当になった事があります。そして画家の先生の家に世話になり書生をやっていた事があります。それ位好きですから絵については少々うるさいつもりです。

　あるときアメリカ人と絵について話していた時に絵の値段の話になりました。私は絵の値段については知りませんが画廊に行くと画家の名鑑があってそれに誰の絵は1号（葉書位の大きさ）あたりいくらと標準が記入してあると言いました。 20号の大きさの絵ならその基準価格の20倍にして値段が決まると言うわけです。
　
　
　彼は凄く驚いて、
　 「絵の価値（価格）は大きさで決まるのか」と私に聞きました。
　　 ”Is the price of picture decided by its size?”

　「それではガソリンを買うのと同じではないか」と言われました。
　　 ”Then, it is same as buying gasoline by measure.”

　私も彼と同感です。勿論絵を内容の良し悪し（之さえ判断は個人の好みでするもの客観的な尺度とはなりませんが）に関係なく，価格を大きさ基準で1号いくらで決めるのはまったくおかしな話です。名の通った人であっても愚作と秀作があるものです。それが同じ大きさなら同じ値段なんて本当におかしな話です。

　またすでに亡くなった画家の絵を生前は見向きもしないし買ってもやらない人が亡くなったとたんに買い集め、後世その画家の絵に何億という値段がつくのにも納得がいきません。ゴッホにしてもモディリアニにしても生前はとても貧乏していたのです。それが死後認められ投資の対象にまでなって馬鹿な値段がついてしまうのです。絵を描いた本人には1円も入らないのに。情けない話です。それらの値を付ける人達は本当に絵が好きなのでしょうか。

　私は他人の家に行くと，本棚の中の本と飾ってある絵を見てその人を判断します。絵の場合本物かどうかは判定基準にしません。たとえポスターであろうとその人の好きな絵を見ると，その人の知性と美に対する眼を知る事が出来るからです。

　そして私の場合は何よりも自分の眼で見て、どうしても欲しいと思うものを懐具合と相談して買います。その人が無名であっても全然関係ありません。自分の眼で見て判断出来ない人は美術品は買うべきではないと思います。

　ポスター印刷に毛の生えた様なリトグラフを「作品」と称して何十万円もの高額で買っている人がいるのは，私に言わせれば騙されているとしか思えません。本物のリトグラフで自分が好きな作品でも，100枚も刷るならせいぜい高くても20万円が私の懐から出せる妥当な金額といったところです。それだけで2000万円にはなるわけですから。1000枚も2000枚も刷るなら版が痛んで作品が変わってきてしまいますし実際には無理でしょう。だからたくさん作って売って設けるために版が痛まないように，一部印刷技術を使ってたくさん刷るのです。

　その絵が好きで買うのはその人の好みですから作品に関してとやかくここでは言いませんが，そういった類のものは市場価値もないのに価格を吊り上げて作られた商品ですから，1枚3000円のポスターで十分でしょう。何十万円も出す価値はありません。世の中にはこの手のアート商法といわれるものが，うんざりするほどたくさんあります。バブル期の美術品ブームに流行ったもので、たいていみな自分の眼で作品を選べない素人の人に対して「持っていればそのうち値が出る」というようなことで，純粋に絵の好き嫌いとは別のところで営業をするようです。

　そんな口車には乗らないで絵を買うなら自分の目で見て、そしてできれば有名でなくとも自分の好きな作品をどんどん探して買ってあげて欲しいものと思います。





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         <category>70magazine</category>
         <pubDate>Mon, 16 Oct 2006 23:46:27 +0900</pubDate>


         
         

      </item>
            <item>
         <title>その十二：　只ほど高いもの</title>
         <description><![CDATA[<strong>さて、この間お話した絵とガソリンの値段を大きさや量を基準で考える人と同じように私共の英会話の入会のお問い合わせをいただく方の中で、値段だけ聞いて高い安いを言う人がいらっしゃいます。</strong>

スーパーに並んだ商品のように知っているものならそれもわかりますが、英語を習うというその内容もまだ聞かないうちに何を基準に高い安いを決めるのでしょうか。まったく私には不可解です。英会話を習うのも、洗剤を買うのと同じ様に考えているのでしょうか。

みなさん英会話を習う目的もレベルもばらばらですし、教え方も一人一人みな違います。それを一律の料金で教えている私共にも自己矛盾がありますが、せめて値段だけ聞いて高いか安いか決めてしまうのはちょっと待ってもらいたいと思うのです。せめて説明くらいは聞いて、その上で高いと思うのならそれはそれでしょうがありませんが。

日本には昔から「只ほど高いものはない」という警句があります。
安いものを探そうと「ただ」に行き着くと、そこには落とし穴があるわけです。（それもうまくかわせればよいですが）

　Nothing costs so much as what you get free.

とでもいったところでしょうか。

私は若い頃親父から、「今時只で動くのは空の雲と地震だけだ」等と言われた物です。今は価格破壊、激安となんでも中国、東南アジアからの輸入品で最安価格が決まってしまいまともな日本製にはお目にかかれないご時世になってしまいました。100円ショップは確かに安くて助かりますが、もう少し品質の良くて長持ちするものをもう少し高くてもいいから買いたいなどと思っても、もう日本には作っているところがないなどということもあります。

製造業はどんどん海外に生産拠点を移し、技術も海外へ輸出され国内には製造職人の技術を引き継ぐことができない業種も出てきています。激安、価格破壊の弊害による国内製造業の疲弊がもたらした結果です。本当に安くさえあればそれでよいのか、安さが一番大切なのか今が考えるときではないでしょうか。

少し壊れただけの家電製品も、国内では修理代が高いので修理をあきらめゴミとなりまた新製品を買うことになります。この廃家電ゴミを大量にもらいうけ東南アジアでは修理して売って大儲けしている人の話もききました。売れる新製品の開発には多くの技術者が注ぎ込まれますが、修理の需要がなければ修理する技術者はやがていなくなってしまうでしょう。また壊れたものを修理しようと頼んでも最近は6年もたつと修理用の部品もなくなっています。
これでは直せるはずもありません。そのため耐久性も、6年経ったら壊れていいように設計されているのではないかと疑っています。こんなことでいいのでしょうか。

もう20年ほど前になります。外国製の圧力鍋を使っていましたが、パッキンが痛んで圧力がかからなくなりました。そこで日本の百貨店に聞きましたところ、扱っていないというので、外国のそのメーカーに手紙を書いて10ドルくらいのパッキン代になりそうな額を送りました。しばらくして手紙と一緒に新品の鍋が届いたのでびっくりしました。手紙にはこう書かれていました。

-------------------------------------------------------
「私どもの製品を何十年も使ってくださりありがたく思います。
残念ながらその製品は生産中止になってしまったので新しいパッキンを送ることができません。しかしながらせっかく長く愛用していただいうえお手紙をいただきましたので社長に見せたところたいへん感激し当社の広告にあなたの手紙を使わせていただくことにいたしました。つきましては、いただきました金額は新製品の圧力鍋の代金にはたりませんが永く使っていただいたことの御礼と広告に使わせていただいた御礼として、ここに新製品の圧力鍋を送らせていただきます。これからも末永くご愛用ください。」
-------------------------------------------------------

というようなことが書いてありました。新品の鍋が届いたのはありがたかったですが、それは以前よりも厚さが薄くなりなんとなく軽く使いやすさはあっても頑丈そうには見えませんでした。鍋などモデルチェンジなどしなくてもよさそうなものを変えるところがアメリカ的ですね。台所用品はアメリカではテレビショッピ
ングでもいつも力が入った新製品が出ていますから、新し物好きの国民に売るには同じままでは売れないのでしょう。

あるとき日本に来たイギリス人に古い石油ストーブを持ってきているので、「なぜそんな古いものわざわざ持ってきたのか、日本にいくらでも安く売っているの」にと聞いたことがあります。それは有名な百貨店で扱っている多少高いが頑丈な石油ストーブで実に何年も故障なく使っているそうです。そして、それの替えパーツは子供のころから何十年も扱っているそうです。それを処分して日本に引っ越したとして安い新しいストーブを買ってもイギリスに戻ったときに替えのパーツ（主に芯ですが）が手に入らないため、故障したときにまた買い直さなくてはいけなくて無駄になるといわれました。アメリカ人と違いイギリス人は、その点たいへん物を大事に使います。ストーブひとつもそこまで考えて買うか買わないか決めることに感心しました。また、何年でも消耗品も必ず扱っていてくれるので安心して買えるという百貨店にも感心しました。（注：地震のない国の耐震自動消化装置のないストーブは、今は日本では使えません）話は少し変わりますが、スーパーや大型量販店の進出で商店街はどこも大変な思いをしています。

先日、ちょっと欲しい物があり安いというので車で大型量販店に出かけてみました。みなさんの方がよくご存知のように、その品数は凄いものであまりの広さにどこに買いたい物が置いてあるのか探すのが本当に大変でした。おまけに文具と食品は3階と地下に売り場が分かれているのでエレベーターを待ち行ったり来たり、また嵩張る荷物を積みに車に戻ろうとしたら、駐車場が広くて柱に番号が書いてなかったので何処に停めたか自分でわからなくなってしまい(このあたりかなりボケているのかもしれません）右
往左往してやっとの思いで見つけました。帰りの日曜夕方の渋滞もひどいもので、これでは付近の人は本当に迷惑だなと思いました。こんなことなら地元の駅前の商店街に散歩がてら買いに行った方が値段は少し高いにしろずっと楽で時間の無駄がないと思いました。おまけに重い物は顔なじみの店は届けてくれますから。

昔は酒屋、米屋は御用聞きといってお得意さんの家を回り注文を取って届けてくれ、代金はクレジットカードなどなくとも月末払いというのが多かったものです。

そうでなくとも商店街の魚屋さんや八百屋さん、肉屋さんなど毎日買う食品に関しては顔を覚えているので、好きなものなど覚えていてくれ通りかかると「何々のいいのが今日はあるよ」などと声をかけてくれたものです。ガソリンを使って車を走らせ休日の時間をつぶして買い物をして疲れる。クレジットカードの使い過ぎでサラ金からお金を借りて払い、返せなくなり自己破産する。
いったいこれが便利でいい時代なのでしょうか。ある大手サラ金会社は貸し過ぎた顧客の回収不能金が膨らみ減益となり希望退職者を募ったそうです。そのほかにもトップが盗聴事件を起こした会社もありました。ノーローンと言って「1週間なら金利タダ」と宣伝しているところもあります。ほんとにタダほど高いものはありません。

ご老人を集め話を聞きにいくと、毎日卵や洗剤をただでくれると言う商法もあります。口コミでどんどん人が集まり、やがて1週間も通うと老人の愚痴などなんでも話を聞いてくれ顔なじみになって友達になったような気がします。
それで最後にその1週間のうちにもらった商品の金額をはるかに超える利益を上乗せした高級な羽毛団セットや磁気治療器を、市場よりもずっと高額で買う羽目になってしまいます。

また、これだけパソコンが普及してインターネットの検索でものすごく膨大なデータの中からなんでも調べられるような気がしていますが、検索では調べたい語句に一致するものしか出てきません。図書館に行ってたまたま調べたいと思った本の棚の片隅においてある別の本を何気なく手にとってみたら之が運命の出会い、その本に感動して人生が変わった、なんていうことはない代わりにネットサーフィンだとか出会い系サイトだので犯罪に出会ったり、チャンスは多くても、リスクもまたやたら大きな社会になっているのにそれに気づかず生活している人が多すぎます。図書館のただは税金でまかなわれているので、本当は「ただ」ではありません。でもたいていの他の「ただ」は、その「ただ」を作り出すための利益の確保法が他にあって見えないだけなのです。だからわけのわからない「ただ」は危ないのです。

戦後日本がアメリカ第一主義で学んだのが、アメリカのプラグマティズム(実用主義）ですが、簡単に言えば之は経済的な合理主義でその弊害が現れて来て近年物質文明の反省が叫ばれているわけです。

私は若い時はドイツの理想哲学者「カント」に心酔したものですが、年を取るにつれて東洋の思想家の言葉に強く惹かれるようになりました。孔子、孟子の言葉には実に味わい深いものがあります。

たとえ毛沢東に禁じられていても孔子の言葉には見るべきものが沢山あるので、中国の人も文革中でも密かに読んでいたのでしょう。便利な時代だからこそ便利でないものに真理を見出す価値があるのかもしれません。

　「仁者は憂えず、知者は惑わず、勇者は懼（おそ）れず。」

では、今年ははこの辺で。

秋からですが12回ほどお読みいただきありがとうございます。テレビドラマだとちょうど季節の番組の入れ替えで終わるところですね。年末は老体にはお休みを頂き、少しのんびりさせていただきます。また新年は2週目から少しのんびりペースで行こうと思いますのでよろしくお願いいたします。皆さんもよいお年をお迎えください。


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         <category>70magazine</category>
         <pubDate>Mon, 16 Oct 2006 21:46:37 +0900</pubDate>


         
         

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